代表理事ご挨拶
日頃より本協会の活動につきまして、ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
車いすフェンシングは、”失われたものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ”という言葉を残し、「パラリンピックの父」と呼ばれるルートヴィヒ・グットマン卿により、障がい者の治療とリハビリテーションを目的として始められたとされています。
1960年の第1回夏季パラリンピック(当時の名称は、第9回ストーク・マンデビル競技大会)ローマ大会から正式競技種目として採用されています。当時は、車いすフェンシングを含めて計8競技による開催でしたので、障がい者スポーツの中では、早い段階から国際的に認められた伝統競技といえます。
現在では、International Wheelchair and Amputee Sports Federation(IWAS)が国際的な機関として組織され、ヨーロッパを中心に、世界各地で普及と競技力向上に向けた取り組みが行われています。
本協会は、2022年3月に設立され、競技の普及活動を中心に、競技者の育成・支援のための環境整備を行い、競技団体としての発展を目指しています。また、応援いただける仲間も広く募集したいと考えています。
さまざまな方々との活動などを通して、パラフェンシングへの理解を深めていただくと同時に、障がい者スポーツの活動全般を支援し、共生社会と真のノーマライゼーションを実現に向けて、力を尽くしていきたいと思います。
選手たちも国際大会で活躍し、練習環境も徐々に整備されつつあります。皆さまに車いすフェンシングの魅力を知っていただき、より身近に感じてもらえるような活動を関係団体と連携しながら推進していく所存です。皆さまのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
一般社団法人日本パラフェンシング協会
代表理事 都築 稔

都築 稔 略歴
日本薬科大学 教授・学長
東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了(農学博士)。サントリー株式会社勤務を経て、2023年4月より現職。伊奈町生涯学習委員会委員、聖学院大学大学評価会議外部委員、Asian Association of Schools of Pharmacy(アジア薬科大学協会), Board of Directors等を務め、地域連携および国際交流を積極的に推進。
ロゴマークについて

二つの円の重なりで構成されるシンボルは車いすと日の丸を表し、
また異なる個性を尊重するノーマライゼーションを象徴しています。
更にその円からロゴに向けて放たれるシルエットは
パラフェンサーの挑戦を表しています。

協会概要
団体名 | 一般社団法人日本パラフェンシング協会 Japan Para Fencing Association (JPFA) |
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル4階 |
info@parafencing.jp | |
Webサイト | https://parafencing.jp/ |
設立年月日 | 一般社団法人登記 2022年3月17日 |
代表理事 | 都築 稔 |
組織の目的 | 障がい者のスポーツの活動を支援し、 |
一般社団法人日本パラフェンシング協会 組織図(2022年8月)

役員
代表理事 | 都築 稔 |
副代表理事 | 水谷 有里 |
理事 | 東 伸行 |
理事 | 櫻井 杏理 |
理事 | 藤田 道宣 |
監事 | 町並 美保 |