ワールドカップワルシャワ大会 女子フルーレカテゴリーBで銅メダルを獲得した櫻井選手について

櫻井選手は5年前から現在もロンドンのフェンシングクラブで練習しています。

日本人で同じクラスの対戦相手がいない、また男性と一緒に練習をしてもはやり男性と女性とでは戦い方が違う点などから、ロンドンのクラブで練習する為に単身渡英しました。

元々右利きのフェンサーで2017年くらいからワールドカップでメダルを取れる選手へと成長。今後も期待されていた頃、右肘の靱帯を痛め、ずっと調整しながら試合・練習へと挑戦し続け2020年東京パラリンピックに向けて頑張っていました。

ところが、2019年には練習でも日常でも右肘の痛みと腫れが引かなくなりました。
2020年3月に東京パラリンピックが1年延期となり、2021年のパラリンピック出場に向け、なんと左利きに変更して挑戦をしたのです!

当然ですが、利き手を変えるだけでも大変なのに、利き手を変えて結果を出すのはもっと大変です。

メダルを取っていた右利きだった自分と左利きに変更した今の自分。そして目の前の選手。想像を絶する戦いを心の中に持ちながら、それでもとても真っ直ぐな気持ちで競技に向き合い、パーソナルコーチからの厳しい指導を受け二人三脚で獲得した銅メダル!

そんな櫻井選手をこれからも応援して下さい!

 

この大会は日本スポーツ振興センター(JSC)の助成金交付で賄われた事業です。

 
 

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