応援してくださった皆さまへ:パリパラ出場選手・スタッフからのメッセージ

パリ2024パラリンピック競技大会での挑戦を終え、たくさんのご声援をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。皆様の温かい応援が力となり、選手・監督・コーチ全員で精一杯競技に臨むことができました。

結果は、個人3種目、団体1種目において入賞し、前回の東京大会を上回る成績を残すことができました。

【個人】
・男子カテゴリーA サーブル 加納慎太郎 8位
・女子カテゴリーB フルーレ 櫻井杏理 5位
・女子カテゴリーB エペ   櫻井杏理 8位

【団体】
・男子フルーレ 6位(加納慎太郎、藤田道宜、安直樹)

選手・スタッフから応援してくださった皆さまへのメッセージが届いておりますのでご紹介します。

(撮影:清水一二)


加納 慎太郎選手

パリパラリンピック応援本当にありがとうございました。
東京パラリンピック以降も皆様の応援がとても力になりました。
フルーレ団体で入賞でき個人でも初入賞できた事がとても自信になりました。
メダルにはとどきませんでしたがチーム一丸となって次は獲れるように頑張ります。
今後ともパラフェンシングの応援よろしくお願いします。


櫻井 杏理選手

3年間全てをかけて闘ってきたパリパラリンピックが終わりました。沢山の温かな応援を本当にありがとうございました。

あの日以来、ファイナリストを逃した準決勝での一本勝負のあの場面が、どこで何をしていようと四六時中フラッシュバックする日々を過ごしています。

敗退のあの日から、あっという間だったけれど、気持ち的には果てしなく感じた3週間でした。

これ程までに痛みを感じた3週間は競技生活の中で初めてでした。どれだけ準備して、どれだけ全てを賭けてきても、4年に一度しかない大舞台で上手くいかないことは大いにあり、トップアスリートにだって起こり得ることです。

ただ、その痛みがあるからこそスポーツは美しいのかもしれません。負けてどうしようもなく辛く感じるのは、競技を愛しているからであり、そうでなければ、アスリートとしてこんなに辛い思いはしなかったのだと思います。

勝者の裏側には必ず敗者が存在します。

勝ちにこだわる姿勢と負けを認める覚悟、その双方を持ち合わせた者だけが、その表側に立つ資格があるアスリートなのだと思います。

遠く、果てしなく、あの場で取りきれなかった1ポイントを2028ロサンゼルスパラリンピックの舞台で回収しに行きたいと思います。

これまでの3年間の険しい道のりを支えて下さった所属企業、コーチ、理学療法士、家族、友人、知人、全ての方々に心から感謝致します。


藤田 道宣選手

結果は悔しいものになりましたが、皆さんの応援があったからこそ最後まで戦い抜けました。
日本からの沢山のメッセージ、現地スタンドからの声援がどれだけ私たちを後押ししてくれたか、
言葉では表せません。心から感謝しています。

この悔しさと経験を糧に4年後のロスに向け、一からスタートしたいと思います。
引き続き、日本パラフェンシングチームをよろしくお願いいたします。


安 直樹選手

パリ2024パラリンピックが終了しました。
みなさまの多くのご声援、ありがとうございました。

結果は
フルーレ個人19位
フルール団体6位
エペ個人16位
エペ個人10位
となりました。

目標のメダルには届きませんでしたが、
最後の最後まで、諦めずに結果を出す為に、
常にやるべき事をやる!

そして、これまで取り組んできた事を悔いなく出し切る!
そこに関してはやり切る事が出来たので、満足といいますか、自分自身納得はしています。

間違いなくこれが今の実力です。

当然諦めることはしないし、
まだまだやれる自信がありますので
この気持ちがある限り、今後も挑戦し続けていきます。

本当に温かい応援ありがとうございました。


山本 憲一コーチ

この度のパリパラリンピックでは、皆さまの熱い応援に選手もコーチも奮い立ち、会場で振られていた多くの日の丸に勇気をもらい、私達は一丸となって戦うことができました。パリパラリンピック日本代表団のスローガンが「挑め、自分史上最強」でしたが、私たちは「日本車いすフェンシング史上最強」で世界の強豪相手に挑めたと思っています。
また選手たちのSNSや、競技が中継されていた公式のYoutubeチャンネルなどで「日本頑張れ!」「やった!勝利!」「諦めるな!」などたくさんの応援メッセージが投稿されており、車いすフェンシングの日本代表選手が新しい形でも、支えてもらえていたのだと実感いたしました。

オリンピックでのフェンシング日本代表に続く成績を残すことはできませんでしたが、4年後のLAパラリンピックでは日本代表選手が表彰台に立てるように今後もトレーニングを続けてまいります。
最後になりますが、パリでの生活をサポートしてくださったスタッフの方々、大会を支えてくれた世界中のボランティアの方々に心より感謝申し上げます。


千田 健太監督

この度、フランス共和国のパリ市において、9月3日から5日間にわたって開催されたパラリンピック競技大会に出場し、先日無事戻ってまいりました。
今大会では、男子3名、女子1名の選手が参加し、個人3種目、団体1種目において入賞、前回の東京大会を上回る成績を残すことができました。
この結果は、選手の頑張りはもちろんのこと、皆様方の熱い応援のおかげであり、関係する全ての皆様方に対し、感謝と御礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。

大会を振り返り、いずれの試合においても、メダル獲得選手とは互角の戦いを繰り広げ、大いに健闘しました。
しかしながら、目標としていたメダル獲得までにはあと一歩及ばす、入賞にとどまったことは残念であり今後の課題とも言えます。
4年後のロサンゼルス大会では悲願のメダル獲得が果たせるよう、関係者一丸となって選手強化に取り組んで参りたいと思いますので、
今後とも、皆様方のご指導・ご支援を賜りますようお願いを申し上げ、大会報告とさせていただきます。
今後ともよろしくお願い致します。


応援いただきありがとうございました!引き続き、よろしくお願いいたします。

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